【コロナ禍の留学】何が一番大変だった?

study abroad in COVID-19 pandemic 留学
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私はコロナ禍で留学を経験しました。いろんな人に「大変だったでしょう」と言われるのですが、本当のところ大変だったのか?その中でも何が一番大変だったのか?どうやって克服したのかを振り返って見ました。

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留学に至るまで

サクッと私の留学が実現するまでの道のりを書いておきます。

2019年、大学3年の時に派遣留学制度に応募し、無事に合格。

2020年春、大学4年の夏に留学する予定だったが、コロナウイルスの感染拡大が原因で、留学が実質白紙状態に。卒業単位は全て取り切っていたので、授業は履修せずに、インターンに専念。

2020年夏、大学側からの提案で留学時期を1年延期することに。同時にインターンの活動期間を延期。

2021年春、日本ではまだ感染状況が厳しい中、アメリカ政府が海外からの留学生に対しての規制を緩和したことをきっかけに、渡米を決断。1年半の長期インターンを卒業。

2021年夏、留学開始。
2022年春、帰国。

という感じで、本当に長い道のりでした。よく待てたと自分を褒めたいくらいです(笑)

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そもそも、コロナ禍でも留学を決意した理由は?

理由は簡単で、「今」を逃したら一生後悔するだろうなと思ったからです。

確かに、コロナ禍留学を批判する人がいて、その人たちの意見を理解することはもちろんできます。私の周りにもこの時期の留学に対してネガティブに捉える人がいました。

しかし、政府や大学の判断の上、限定的ながらもOKサインが出ているのであれば、そのチャンスを掴む以外ないと思っていました。(もちろん規則は守って、自分でもできる限りの感染拡大防止に努める強い意思がありました。)

早い者勝ちというか、情報戦というか、先に駆け抜けた方が賢いのかなとすら思っていました。

私はもともと大学入学時から留学に興味があり、在学中に留学をしたいと考えていました。よく言われるように、社会人になったら時間がないから「学生」の特権を使った方がいいと考えたのと、学生で留学する方が金銭的にお得なことが多いと思ったからです。

物覚えの良いうちにいろんなことができるようになっておいて、損はないです。

色々説明したいことはたくさんあるのですが、少しずつ公開していきたいと思っています。

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コロナ禍留学って本当に大変なの?

大変かと言われれば確かに大変でした。ただ、正直なところ渡航後の苦労経験があまりないです。

留学生活は楽しいし、毎日規則正しい生活や英語に触れられていることに対しての楽しみの方が大きかったです。

何が一番大変だった?

大変だったことを強いてあげるとすると、これかなということがあります。

情報がないということです。

どういうことかというと、例えば渡航手続きに関してもどこでいつまでに何をもらわなければいけない、などの情報がネット上に少なく、限りある情報を頼りに手探りで進んでいった記憶があります。ワクチン接種証明書をもらったり、ビザの取得をしたりすることも、当時は大使館が混雑していて電話が繋がらなかったり、予約が取りにくかったり色々あったと記憶しています。

また、情報がないということは手続き以外の場面でもネガティブに働きました。具体的には、就職活動をする時に、ボスキャリを活用しようと思っていたのですが、まさかのオンライン開催で全く使用がわからないキャリアフォーラムに参加することになってしまいました。。。(これが一番大変だったかも)

ボスキャリとは?

海外の大学・大学院で学ぶ留学生をはじめとするバイリンガルの人財を対象とした就職活動の場所です。開催地もボストン、ロサンゼルス、東京、京都、ロンドンなどで広く開催されています。

詳しくはこちら:https://careerforum.net/ja/event/bos/

加えて、不安の方が大きかったです。多くの人はこの時期に留学に行くことについてネガティブに捉えていたので、そのネガティブなエネルギーに飲み込まれないようにすることにとても苦労しました。実際に留学を断念した友達も知っていますし、自分のことなのになぜか他人を気にしてしまう自分がいました。また、私の留学に対するモチベーションが落ちてきてしまったこともあり、そのせいで英語の勉強を怠ってしまったという失敗談もあります。。。

克服した方法

これはシンプルに他人に頼るということです。自分1人で解決しようと思ってもなかなか難しかったので、一緒に留学を計画している友人に悩みを相談、同じ問題を抱えていたらシェアし合うという取り組みをしていました。

この解決方法はシンプルに見えるけど本当に大切なことだと思います。

自分1人で抱え込むのではなく、他人も頼りながら前に進んでいきましょう!

リアルな現地の状況

私が留学をしてた地域では、コロナに対しての危機感はもちろんあるのですが、普段からマスクをつけている人はほとんど見かけませんでした。授業ではマスクをして、それ以外の時はマスクなしで普通に過ごしていました。あれっ?という感じで、最初の頃は日本との違いに非常に驚きましたが、これが現実でした。(住んでいる地域によって大きく異なるので、自分が住む地域の状況を確認してください。)

これから留学を考えている人に向けて

年齢とかお金とか、世界情勢とか色々不安なことは多いのは承知ですが、個人的な意見としては基本的に全部なんとかなると思っています。私も色々あって、大学4年生の2回目の年で留学を開始し、留学が終了する頃には大学4年生の3回目を経験することになってしまいました。大学生を6年も経験するなんて何があったんだ?みんなと卒業年度が変わって寂しいんじゃない?と思われる方もいるかもしれませんが、個人的には気にしていません。もちろん最初から気にしていない訳ではないのですが、色々経験して、そんなの気にすることではないと気づきました。

金銭面で困っている学生がいたら、片っ端から奨学金に応募するのが良いと思います。強い意志があれば、思っているよりもすんなりと合格するかもしれません。

頭で考えてばかりで行動できずに後悔するのが一番悲しいことだと考えています。
みなさんもぜひ思いっきり駆け抜けてください。

大抵のことは自分が思っているよりも、なんとかなるものです。

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