「就活何社受ける?」に違和感しかない理由

就活何社受けた?に違和感を感じる理由 大学生活
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就活をしていてよく聞かれる質問でもある「何社受けるか」問題。

これに対して私は違和感を感じるので、それについて書いてみようと思います。

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「就活何社受ける?」の違和感

就活最中の大学生からよく聞く「就活何社受ける?」という質問。

この質問に対しては私が就活をしていた時から「違和感」を感じていました。

就活生の心境

この質問をする就活生の心境と言ったら、

「まだ就活を始めたばかりでどの程度応募すれば良いのか分からない」

「自分が応募しすぎているのか気になる」

「周りの学生が楽そうに就活していて、何社応募したのか気になる」

こんなところでしょうか。

もちろんこの気持ちはよく理解できます。流れに任せて就活を始めて、自分がわかっていない環境で進まなければいけない現状に不安を感じているはずです。

でもこれって、、、聞いて何の意味があるの?と思ってしまう私。

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「就活何社受ける?」から生まれる疑問

第一志望から内定をもらうことが目標なのでは?

確かに応募する会社が多ければそれに応じて運が良ければ内定数も増えるはず。

しかし、内定をいくらもらったとしても行きたくない会社であればどうしようもないですよね。

そもそも就活で何十社も受けている人は、本当に受けている会社が好きな会社なのでしょうか…?

きっと「滑り止め」のような形で複数社応募しているはずです。

ここで疑問です、誰しもが第一志望に向けて応募しているはずなのに、受けた会社数は本当に必要な要素なのでしょうか?

自己分析、本当にできていますか?

「就活何社受けた?」という質問をする人の中には、「自己分析」がしっかりできてない人が多いと思います。

自分の軸が定まっていないから、応募する会社の的が絞れていないという印象。

では自己分析とはなんなのか?

就活における自己分析とは、自分の特徴や長所・短所、価値観を把握・分析し、自分の『強み』を見いだすことです。

マイナビ新卒紹介:自己分析とは

とあります。これだけ聞くと「あーはいはい簡単、聞いたことあるよ」となるはずです。

ではなぜ就活で多くの人が自己分析に悩むのか?答えは自己理解は思っているより簡単ではないからです。

これまで過ごしてきた環境で感じた違和感や幸福感を頼りに、今後どんな環境で過ごしていくのかを見極めなければいけません

自己分析とは、自分を振り返ってみること。どんな環境で過ごしたいのか、何が好きなのか、生きていく上でのやりがいを見つけるプロセス。

自己分析がしっかりできていないとどうなる?

先にも言いましたが、まず一つ目「応募する企業が絞れない」ということが起きます。

「どの会社も自分にあってそうだな〜」と思ったらそれは自己分析ができていないサイン

そして二つ目は受けている最中に起きる「なんで自分はこの会社を受けているんだっけ?」現象。

単純に有名な企業だからといって受け始めたものの、なぜこの会社が良いのかどうしても分からなくなってしまう時がくるはずです。

最後に、入社後に気づく「ギャップ」が原因で自分が望んでいた環境とは異なる環境に置かれてしまうことがあります。

自分が気づいていないだけで大切にしている価値観がきっと誰しもあるはず。入社後にそれに気づいて慌てるのはよくないですよね。

自己分析でおすすめの本

まず一つ目は「やりたいこと」の見つけ方という本です。

八木さんの本は他の記事でも登場するくらい激推しの本です。自分を客観的に理解し、何がやりたいことなのかを明確にする方法が載っています。

\激推しの一冊!就活生ならこれを読むべき/

ガッツリ自己分析をやりたい人におすすめなのが絶対内定という本。

これでもかというくらい自分と向き合うための質問が書かれた一冊です。これさえやれば自分が熟知できるはず!

受ける会社が多ければ多いほど自分が苦しむ

内定までのプロセスは

「エントリー→Webテスト→グループディスカッション→面接①→面接②→最終面接」

という長期にわたる選考プロセスがあります。(というかこれくらいが一般的)

果たしてこのプロセスを何十社も同時に並行して完璧にできる人はいるのでしょうか…?

個人的な体験として、面接が複数重なったり、授業の課題の提出日と同じ日に面接があったりしてとても苦労しました。

複数の企業を並行するだけでも大変なのに、それ以上の企業を受けようなんて、、体力オバケ以外難しいと思います。

受ける会社が多ければ多いほど、質が落ちます。本当に受けたい企業を見極めてみましょう。

周りに流されて就活してませんか?

就活の意味がわからないまま就活をしていると、他社と比較し始めてしまう人が多いのではないでしょうか。

「友達が〇〇社に応募してるから自分も応募する、練習で5社以上応募するのが良いって聞いたから応募する。」

そんな危険な思考になっている人はいますぐやめてください。

就活は自分のためにするものです。他人を気にしながら流れに身を任せながら行うものではありません。

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就活何社受けた?に対する私の回答

これまで色々書いてきましたが、この質問に対する私の回答を紹介します。

これまで何社受けてきた?

合計で6社だよ。2社は練習&第二志望の企業群として受けて、残り4社は第一志望の企業群として受けたよ。ちなみにどの企業も行きたかったから全力で就活してた!

こんな感じでしょうか。

多い少ないを知って何を得るのかわかりませんが、私は6社しか受けていません。全て本当に行きたい企業だったからです。

ただしそのうちの2社は第二志望企業群です。志望度は他の4社に比べると低かったので、練習としても活用していました。(ちなみに内定は第一志望の企業から1社しかもらえませんでした笑)

就活何社受ける?ではなく、何社志望している会社がある?が本当の質問

とりあえず業界のTop5社受けてるとか、有名だから受けている、という人を否定するつもりは全くありません。

本当に目的を持って受けているなら問題ないのです。

しかしそれを鵜呑みにして何十社も受けて、自分の時間を無駄にするのが勿体無いと思います。

流されやすいという人は「何社志望している会社がある?」と聞いてみることがおすすめです。

聞かれた側は本当に志望している企業数を教えてくれるでしょう。

自分のための就活なので、自分が納得する企業だけ受ければ良いんです!

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